第12分科会(長崎同友会)
テーマは「仲間づくりは誰のため?増と強で、強い組織づくりを!」
会員増強がなかなかできない問題は多くの支部(地区会)で抱えています。長崎同友会佐世保支部の原田氏は、2017年の支部長時代に36名の会員純増を成し遂げ全国1位となりました。
以前から順調に会員数を伸ばしてきた支部でしたが、一方で「例会参加率の低迷」「支部活動への参加が全くないまま退会する会員がいる」問題を抱えていました。
そこで「顔の見える支部活動」の方針を掲げ「会員間の交流」「新入会員へのフォローアップ」に力を入れました。
多数の増員に成功した要因の一つに、数字だけを追いかけるような「仲間づくり」はしなかったことを挙げています。
なぜ仲間づくりが必要か?
- 辞書の1ページが増える(新入会員の入会=新たな師を迎えること)
- 会の活性化(新入会員の入会=停滞していた空気が動き出す)
- 数は力(社会的なステイタスが上がる)
- 多面的な活動が可能に(会員の要望にも柔軟な対応が可能)
この4つのポイントを支部のメンバーに何度も丁寧に説明し、多くの協力者を得たそうです。
何の為の仲間づくりなのか?
それはよい会社をつくり、よい経営者となるため日々研鑽を積んでいる中小企業家同友会の仲間や増やして、会社の事、地域の事、仲間の事を考える人が増えること。
このことによって必ず自社の経営環境が良くなっていきます!
明日から実践したくなる原田氏と村上氏の熱い報告でした。
(川越地区会 井上敏郁 記)