2020川越地区会「11月例会」活動報告
体育の先生になる、女性として母になるという2つの夢を若い頃に叶えてることができましたが、実際にはこの2つの両立はとても大変なことに気が付き苦労された。
苦労のさなか、東日本大震災をきっかけに「今後どう生きるか」を考えた結果、地元、春日部での事業を立ち上げることになります。
叔父様が残してくれた建物をデイサービスと保育園、実家をかめかめカフェにと、このめぐりあわせも偶然ではなく、鈴木さんが地元で事業を行うべき、「必然」だったと感じました。
事業を始めた数年はまた苦労の連続でした。特に仕事で自分の時間を多く奪われることにとても悩んでいました。
ここで気が付いたのが自社の理念に立ち返ることでした。
理念「今自分に「できることを ひとりのために みんなのために 自分のために」
前職で理念経営を学んでいたので事業立上げの時には既にこの理念がありましたが、もっとよい理念にしようと同友会指針づくりセミナーに参加したにもかかわらず結局理念を変えなかったほど思い入れが強い理念だったことに気が付きます。
この後も多くの失敗を繰り返しながら出た答えは「スタッフの笑顔のための経営をするんだ!」ということに考えが変わりその後はスタッフの定着率も安定、業務内容も工夫してきた結果、経営も順調に軌道にのっていきます。
あらためて振り返り、気がついたら、地元密着企業として地域に必要とされる会社になったのです。
ズームの画面ではわかりませんが、鈴木さんはとても小柄な可愛らしい方ですが、報告でも感じたと思いますが、うちに秘めるパワーは私の何倍もあり、すごく圧倒されます。
私も会社も地域企業としてこれからも鈴木さんのパワーに刺激されながらよいさらによい会社にしていきたいと感じました。
(組織委員会 中野友紀子 記)