11月29日(木)、30日(金)と中同協主催の沖縄青全交に参加してきました。
『肝(チム)高く
万国津覇梁(バンコクシンリョウ)を担う
結人(ユインチェ)たれ!』
私たち経営者も志を高く持ち、世界を結ぶ架け橋となり、日本の未来を担う人物になろう!
(誠を貫けば道は拓ける!!)
上記をスローガンに、1300名を超える経営者が、沖縄那覇に集いました。
初日は14の分科会へ分かれ、各人の課題に沿ったテーマを選択し、報告者の経営体験を聞きグループで討論をしました。
グループ討論は、2回に分かれて合計120分あります。同じ報告を聞いているはずなのに、聞き所は会社の状況や置かれている立場によってかなり異なっていました。
私は、『まだここにない未来は自分たちで創る』という分科会を選択しました。
会社と同友会地区会の長期ビジョンを、本当に目指したものにしたい!との想いからです。
参加者と討論をしてみると、「中期ビジョンは作れるけれども長期ビジョンはしっくりこない」とみなさん苦労をしています。
グループの中に、洋菓子店の経営者がおり、働いているひとが自分のこととして認識してくれないと目標にはなりえないのではないかと発言がありました。
会社の目標は、売上の数字でも店舗数の増加でもなく、『はたらく人全員でヨーロッパへ旅行へ行く!』なのだそうです。
本場の洋菓子を全員でみて、食べて、感じる。そのために、新商品を考える・イベントを企画する・季節を感じるレイアウト…。すべてが、目標に結びついていました。
全員でヨーロッパへ行くには、600万程かかりそうなので、いつ行けるかはまだわからないそうです。しかし、いつかみんなで行けるよね!がモチベーションとなっているそうです。
数字の目標は、大事なことです。しかし、その数字が実現するとなにが変わるのか。何ができるのか。具体的にイメージできて初めてビジョンとなるのだと感じた交流会となりました。
(大沼崇 記)