2018年最初の例会は大盛況でした!
平成30年1月23日、ウェスタ川越において、埼玉同友会川越地区会の今年最初の例会が催されました。
「報告者」は、株式会社ひびき(以下「ひびき社」)の専務取締役である胡文(こぶん)氏でした。
胡文氏は、ひびき社のいわば「参謀」として会社を支え続け、同社の発展に尽力されている方です。
普段、企業のトップから話を聴く機会はありますが、成功している企業の「参謀」から直接お話を聴ける機会はそう多くはありません。
そのため、今回は、同友会の会員経営者だけではなく、会員ではない外部企業の経営者、さらには、経営者を支えている取締役や従業員の方々にも多くお集まりいただきました。
胡文氏が「参謀」として心がけていらっしゃることは「社長の想いを形にすること」であり、社長が明示的に伝える考えだけではなく、心の中にある「想い」までも汲み取って、それを従業員が実践していけるように橋渡しをするというものです。
ともすると「社長の想い」というものは、従業員にうまく伝わらず、空回りに終わってしまうことも珍しくはありません。
しかし、ひびき社においては、胡文氏が社長の想いを具体的な形にして従業員に伝えていくことで、空回りを防ぐだけでなく、会社躍進の重要な原動力になっていることを実感することができました。
このような「参謀」の存在は、いかなる企業にとっても有意なことですので、自社においてもそのような人材の育成が急務であることを、胡文氏の報告から学ばせていただくことができました。
今年の埼玉同友会川越地区会は、胡文氏の素晴らしい報告により、幸先のいいスタートを切ることができました。ありがとうございました。
(経営委員会 吉村実 記)