2023川越支部「9月例会」活動報告
9月19日(火)、イタリア創作料理フェリチタにて、9月例会が開催されました。会員28名、ゲスト5名が参加し、賑やかで楽しい雰囲気の中でスタート。
今回の報告者は、倉沢建設(株) 倉沢延寿氏。
「同友会に入会して良かった。経営者として学びがあった」とのタイトルで報告頂きました。
今年1月に完成した新社屋は、省エネと創エネによるゼロエネルギービル。太陽光はもちろん地下水から空調熱源を賄っています。
経営者になって順調の一途を歩んで来られていたのかと思ってたのですがそうではなかった。
2011年に実父から事業承継。2013年同友会入会。
業績も順調に伸びていたが、2018年社員から「20年後のビジョンが見えない・・・」と突然辞表を提出されました。
中途採用した社員はミスが多く「お客様からの信用も崩れて行き、下請けの仕事もやらざるを得なくなって、とても辛かった」と当時を語る倉沢氏。
そんな状況を救ってくれたのは同友会の先輩からの教えでした。
「自分中心の考えから、他者の事を考えられるか?」と思い直し「考え方を変えると環境が変わる!」と気づき、今まで以上に同友会の先輩方の下で学び、会社を変革して行きました。
そしてその学びを自分だけではなく、他の会員の方々にもと「川越いちうら塾」として月1回開催しています。
今回の報告を聞き、「経営者の姿勢・求道心」を考えさせられた例会でした。
記:齊藤 由美子