中同協「第54回定時総会 in 沖縄」参加レポート
第54回定時総会in沖縄に参加してきました。
地元の沖縄同友会からは、平和をめぐる問題の提起がありました。
歴史・文化と重ね、「恒久平和」を世界に発信し、「中小企業は平和な社会でこと繁栄できる」ことを再確認することができた総会となりました。
採用と教育をメインテーマとした第6分科会に参加しました。
報告者は、琉球補聴器 代表取締役 森山 賢さん 2代目の社長です。
社員からは、「けんさん」と慕われる森山社長ですが、創業社長・社員とは永く葛藤がありました。
結果を出すことにこだわり過ぎたため、社内が萎縮して退職者が続出してしまいます。
利益を還元して、高い給料を払っているのに!
無記名で社員からアンケートを取ってみたところ、結果はボロボロ・・・。
先代社長にあって、自分にないものはなんだろう?
ヒントは、同友会のグループ討論にあったそうです。
経営理念へと繋がる創業者の想いやリスペクトを形にしていこう。
社長が会長のことを大切に想っている、このことが徐々に伝わり、社内での賛同者が増えていきます。
お互いを大切に想う企業風土ができて、新入会員に伝えなければと思う社員が急激に増えていったそうです。
報告の最後に、森山社長から呼びかけがありました。
「泳げるようになってからプールに入る人はいない」
現状を諦めない!挑戦しよう!周りを巻き込もう、すぐに取り掛かろう!
グループメンバーで、実現したいことを語り合い沖縄を後にしました。
平和の大切さ、チャレンジする精神を強く意識した定時総会となりました。
(株式会社未央測地設計 大沼崇)